新しい年の手帳を買いたいけれど、フランクリンプランナー・無印・ほぼ日、どれが自分に合うのか分からない
と悩んでいませんか？
この記事では、
- フランクリンプランナー・無印・ほぼ日の手帳の特徴
- それぞれのメリット・デメリットを比較し
- 目的別のおすすめ手帳
などの内容でお送りします。
3つの手帳の違いが分かるだけでなく、あなたのライフスタイルや目的に合わせた最適な手帳が見つかり、日々の予定管理や目標達成に役立つこと間違いなしです。
フランクリンプランナー・無印・ほぼ日の特徴と違い
手帳選びをする前に、それぞれの特徴やコンセプトを理解すると迷いが減ります。
ここでは3種類の手帳の基本的な特徴、メリット・デメリットをご紹介します。
フランクリンプランナーの特徴
フランクリンプランナーの特徴には、このようなものがあります。
開発背景
フランクリンプランナーは、米国建国の父ベンジャミン・フランクリンの手帳術に着想を得て誕生しました。
7つの習慣の著者スティーブン・R・コヴィー博士の会社と創業者の会社が合併し、価値観や目標に基づいて行動するためのシステム手帳として進化しまし。
コンセプトは、
であり、ミッションステートメントや役割を書き出す演習フォームが特徴です。
フランクリンプランナーのメリット
フランクリンプランナーの最大のメリットは、
ができることです。
独自のリフィルやアクセサリーが豊富に揃い、バインダーや紙質の品質も高いです。
また、1社でリフィル・アクセサリが完結するため選択肢に迷わないというメリットがあります。
7つの習慣に沿った手帳術を体験できるため、目標管理や自己成長に力を入れたい人には相性が高いです。
フランクリンプランナーのデメリット
一方で、フランクリンプランナーは穴の数や間隔が独自規格のため他社リフィルと互換性がなく移行が大変です。
価値観や役割の演習フォームを真面目にやろうとすると負担が大きく、使いこなせないと感じる人もいます。
デイリーリフィルを挟むと厚みが増して重くなりがちで、価格もやや高めです。
また実店舗では取り扱いが少なく、オンライン購入が中心になる点も留意しましょう。
無印手帳の特徴
無印手帳の特徴には、このようなものがあります。
ラインナップとサイズ展開
無印良品が展開する無印手帳は、ソフトカバーを中心としたラインナップで、マンスリー、ウィークリー、バーチカルなどさまざまなフォーマットを選べます。
基本はシンプルなスケジュール帳ですが、ノートと一体になったスケジュール帳もあり、
です。
サイズはB6を中心にA6やA5などもあり、月曜始まり・日曜始まりなど細かいバリエーションがあります。
無印手帳のメリット
無印手帳はデザイナーが考案しているため、シンプルで飽きのこない美しさがあります。
紙質も良く、ビジネスでもプライベートでも場面を選ばず使えます。
月間ページはブロック型で一覧性が高く、左側にはTodoメモが書けるスペースがあり、一年間の予定や月ごとの予定をシンプルに書き込めます。
無印手帳のデメリット
無印手帳はシンプルさを追求しているため、カスタマイズ性が低いのが弱点です。
ペンホルダーが付いておらず、ペンと一緒に持ち歩きたい場合は別途ホルダーが必要です。
また、特徴が突出していないため他の手帳に比べて独自性が薄いです。
無印良品のお店か公式ECサイトでしか購入できず、Amazonや書店では手に入らないため、手軽さに欠ける点も挙げられます。
ほぼ日手帳の特徴
ほぼ日手帳の特徴には、このようなものがあります。
種類とレイアウト
ほぼ日手帳は2001年に登場した国内発の人気手帳で、
1週間単位なら縦長の「Weeks」もあります。
他にA5サイズの「カズン」や５年手帳などもあり、目的に応じて選べます。
A6はポケットに入るほどコンパクトで、180度開く製本のおかげで書きやすいのが特徴です。
ほぼ日手帳のメリット
ほぼ日手帳は1日1ページのデイリーページが用意されており、文章やイラスト、日記など自由に書き込めるスペースが十分にあります。
月間ページや年間カレンダーなど、
さらに「Time Table」「My 100」「わたしの好きなもの」などおまけページが充実しており、プライベートのログを楽しく残せます。
ほぼ日手帳のデメリット
ほぼ日手帳は他の手帳と比べると価格が高く、A5サイズのカズンは4,840円とビジネス手帳より高価であることが指摘されています。
自由度が高い分、活用のハードルが高く、活用事例を見て真似しようとしても理想と現実のギャップに落ち込む可能性も。
またシステム手帳ではないためページが固定で、年次更新やレイアウト変更時の転記が大変な作業になり、カスタマイズが出来ない点もデメリットです。
どんな人にどの手帳が合う？目的別おすすめ
手帳は目的やライフスタイルによって相性が変わります。
ここでは目的別におすすめをまとめます。
目標管理やビジネスで使いたい人向け
仕事や人生の目標を意識して行動したい人には、フランクリンプランナーが向いています。
価値観や役割を書き出す演習フォームがあり、やるべきことの優先順位を明確にできるため、目標管理やタスク管理に役立ちます。
バインダータイプならリフィルを自由に入れ替えられるため、年間目標や四半期計画を追加するなどカスタマイズも可能です。
ビジネスの打ち合わせやタスク整理を一元管理したい人には最適でしょう。
学生やコスパ重視で使いたい人向け
学生や初めて手帳を使う人、コストを抑えたい人には無印手帳がぴったりです。
シンプルなデザインで紙質も良く、月間ブロック型で予定を一覧しやすいのが特徴。
価格が手頃で、持ち歩きやすいサイズ展開のため、アルバイトのシフトや授業の予定管理に向きます。
特別な機能はないものの、シンプルな分自由度もあり、必要に応じて付箋やペンホルダーを追加すれば問題ありません。
日記や趣味の記録を残したい人向け
日々の出来事や趣味の記録を残したい人にはほぼ日手帳がおすすめです。
1日1ページのレイアウトに自由に文章やイラストを書け、名言やおまけページがモチベーションを高めてくれます。
プライベートのログを残したくなる仕掛けがあるため、旅行記や育児日記、趣味のネタ帳としても活用できます。
カズンやWeeksなど種類が豊富なので、自分の書きたい分量に合わせて選びましょう。
3手帳の活用法と工夫
目的に合わせて手帳を使いこなすには工夫が必要です。
ここでは各手帳の特徴を活かした活用方法をご紹介します。
フランクリンプランナーの活用ポイント
- 価値観・役割の明確化
ミッションステートメントやウィークリーコンパスに自分の価値観や重要な役割を書き出し、日々の行動の基準にします。 - 優先順位付け
毎日のタスクを重要度と緊急度で分類し、優先順位の高いものから予定に組み込みます。
7つの習慣に沿って時間を使うことで生産性が向上します。 - デイリーリフィルの活用
1日2ページタイプなら、左側にスケジュール、右側にメモや振り返りを書くなどレイアウトを工夫します。
打ち合わせメモやアイデアを翌週に転記する癖をつけると情報管理が楽になります。
ハルフランクリンプランナーを使うと得られる効果は、こちらの記事で解説しています。詳しく知りたい方はご覧ください。
無印手帳の活用ポイント
- 月間ブロックで全体を俯瞰
月間ページは予定をブロック型で整理でき、左のメモ欄に月間Todoをまとめて管理できます。
色分けや記号を決めておくと視認性が高まります。 - シンプルだからこそ工夫
ペンホルダーがないので市販のペンホルダーや付箋を活用。
年間ページには誕生日や目標を書き込み、月毎に振り返る習慣をつけると学習にも役立ちます。 - 薄さを活かす
軽量で持ち運びやすいので、外出先でもすぐに書き込みができるのがメリット。
必要な情報のみを書くシンプルな使い方がおすすめです。
ほぼ日手帳の活用ポイント
- デイリーページでログを残す
1日1ページに、その日の出来事や感じたことを自由に書き、後で読み返せるようにします。
名言や月間カレンダーを活かしてモチベーションを維持できます。 - おまけページを使い倒す
「My 100」では今年挑戦したいことや読みたい本をリスト化、「わたしの好きなもの」では趣味を記録するなど、自由に使えるページが豊富。 - サイズ選び
書く量や携帯性に合わせてオリジナル、カズン、Weeks、5年手帳など種類を選びます。
持ち歩きやすさ重視ならA6やWeeks、日記をたっぷり書きたいならカズンがおすすめです。
機能・価格比較と選び方のコツ（迷わないための比較表）
それぞれの手帳の機能や価格を比較して、どんな基準で選べばいいのかのポイントをまとめました。
基本スペックと価格の比較表
| 項目 | フランクリンプランナー | 無印手帳 | ほぼ日手帳 |
|---|---|---|---|
| フォーマット | バインダー式（A5相当など） | 月間／週間／バーチカル | 1日1ページ（オリジナル・カズン）、Weeksなど |
| 特徴 | 価値観と目標を明確にし、7つの習慣に基づく手帳 | シンプルでコスパ良く紙質が良い | 自由度が高くおまけページが充実 |
| メリット | 優先順位付け・演習フォームが豊富 | 価格が手頃、ビジネスでもプライベートでも使える | 自由に書ける、プライベートログに最適 |
| デメリット | 独自規格で重い、使い方が難しい | カスタマイズ性が低くペンホルダーがない | 価格が高く活用ハードルも高い |
| 価格帯(目安) | バインダー+リフィルで1万円前後〜 | 数百円〜千円台 | オリジナル: 約2,500円 カズン: 約4,840円 |
| 入手性 | 公式オンラインショップや一部店舗のみ | 無印良品店舗・公式サイトのみ | 公式通販・文房具店。人気のため売り切れ注意 |
選び方のチェックポイント
- 目的を明確にする
目標管理や自己成長ならフランクリンプランナー。
予定の管理とコスパを重視するなら無印手帳。
日記や趣味の記録ならほぼ日手帳が合います。 - サイズと携帯性
外出が多く常に持ち歩きたいならA6やWeeksなど小型の手帳がおすすめ。
デスクに置いてじっくり書くならA5サイズが便利です。 - カスタマイズ性
自由にリフィルを追加したい人はバインダー式のフランクリンプランナーを選び、ページ固定でも書きやすさを重視するならほぼ日。
シンプルでいい場合は無印手帳。 - 予算
長期的に投資できるかどうかを考え、価格帯を比較します。
フランクリンはバインダーが高価ですが長く使えます。
無印はリーズナブル。
ほぼ日は高価でも日記として愛着が湧きます。
主な購入場所
それぞれ購入場所は異なります。
人気商品は売り切れることもあるので、早めにチェックしておきましょう。
フランクリンプランナー
公式オンラインショップや一部専門店で購入できますが、実店舗は限られています。
オンラインではリフィルやアクセサリが揃うので便利です。
無印手帳
無印良品の店舗か公式ECサイトで販売されています。
Amazonや書店では取扱がないため、近くに店舗がない場合はオンラインを利用しましょう。
ほぼ日手帳
公式サイトや文房具店、オンラインショップで購入できます。
人気商品は発売直後に売り切れることがあるので早めの予約がおすすめです。
まとめ
フランクリンプランナー、無印手帳、ほぼ日手帳はそれぞれコンセプトや使い方が大きく異なります。
手帳は人生の相棒です。
目的やライフスタイルに合った1冊を選ぶことで、予定管理や目標達成がスムーズになり、自分の時間をより豊かに使えるようになります。
この記事を参考に、あなたにぴったりの手帳を見つけて充実した1年を過ごしてくださいね。
